2025年07月24日
下村将太 Shota SHIMOMURA - Tenor

東京学芸大学卒業及び、同大学院修了。幼少期は東京少年少女合唱隊に所属し、世界的な指揮者・歌手・オーケストラとの共演を果たす。
数少ないスピント・テノールの声質が好評を受け、多くのプロダクションに出演。これまでにオペラでは『フィガロの結婚』バジリオ、『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ、『魔笛』タミーノ、武士Ⅰ、『椿姫』アルフレード、『カルメン』ドン・ホセ、『蝶々夫人』ピンカートン、『ジャンニ・スキッキ』リヌッチョ、オペレッタでは『こうもり』アイゼンシュタイン、アルフレード、『チュリパタン島』エルモーザ等の役を演じる。二期会公演では『椿姫』にガストンで出演しデビューを飾ると、その後も『ファルスタッフ』バルドルフォ、『天国と地獄』オルフェ、『影のない女』若い男の声で立て続けに二期会公演に出演。『道化師』カニオにも抜擢されるなど、近年その実力が評価されてきている。その他にも東京・春・音楽祭マレク・ヤノフスキ指揮『ニュルンベルクのマイスタージンガー』アイスリンガー、東京交響楽団ジョナサン・ノット指揮『ばらの騎士』動物商、ファーニナル家執事で出演。海外からの招聘歌手らと共にキャストとして出演し、話題となった公演の成功に貢献した。
他にもベートーヴェン作曲の『第九』のソリストや、ドビュッシー作曲『放蕩息子』の息子アザエル役などのソリストとしても出演。合唱指導・指揮も数多く務め、活躍の場を広げている。二期会会員。静岡室内歌劇場会員。
【最近の出演】
2025年10月28日 《蝶々夫人》ハイライト(ピンカートン役)
2024年8月6日 プッチーニ没後100年記念コンサート
2023年6月22日 《マノン》ハイライト(デ・グリュー役)