2023年04月17日
下村将太 Shota SHIMOMURA - Tenor
東京学芸大学卒業及び、同大学院修了。幼少期は東京少年少女合唱隊に所属し、世界的な指揮者・歌手・オーケストラとの共演を果たす。
数少ないスピント・テノールの声質が好評を受け、多くのプロダクションに出演。これまでにオペラでは『フィガロの結婚』バジリオ、『魔笛』僧侶・武士Ⅰ、『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ、『椿姫』アルフレード、『カルメン』ドン・ホセ、オペレッタでは『こうもり』アイゼンシュタイン、アルフレード、『チュリパタン島』エルモーザ等の役を演じる。二期会公演では『椿姫』にガストン役で出演しデビューを飾ると、その後も『ファルスタッフ』バルドルフォ役、『天国と地獄』オルフェ役で二期会公演に出演。立て続けに大舞台への出演を重ね、その実力が評価されてきている。2023年4月には東京・春・音楽祭、マレク・ヤノフスキ指揮『ニュルンベルクのマイスタージンガー』にアイスリンガー役で出演。海外からの招聘歌手らと共にキャストとして出演し、話題となった公演の成功に貢献した。
コンサートでは、ベートーヴェン作曲の『第九』のソリストや、ドビュッシー作曲『放蕩息子』の息子アザエル役などのソリストとしても出演。また、その誠実な歌唱とレパートリーの広さから共演者の信頼も厚く、リサイタルのゲスト出演等も多く務める。近年では合唱指導・指揮も数多く務め、活躍の場を広げている。二期会会員。静岡室内歌劇場会員。
【最近の出演】
2024年8月6日 プッチーニ没後100年記念コンサート
2023年6月22日 《マノン》ハイライト(デ・グリュー役)